寄り付かない場合は注文はどうなるのか?

更新日 2017年2月2日

「寄付き」ってなに?

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株の寄付のイメージ画像

株式投資の「寄付」とは取引所の開場時に買い注文と売り注文をすり合わせる行為や時間のことです。

この寄付きはすぐに終わるときもあれば, そうでない時もあります。

なぜ寄付きに時間がかかるのか,
寄付きの注文が入らなかった場合にどうなるのか,
を解説したいと思います。

証券取引所では 買い注文 と 売り注文 を組み合わせて スピーディに売買を成立させていきます。 しかし どちらかの注文に偏っている状態では, 証券取引所としては売買が一致するまで待つしかありません。

特に 立会い時間における午前9時前後は 「寄付」 と呼ばれており, 当日の株価の方向性が決まる重要なシーンです。 すぐに売買が成立して寄り付く日もあれば, しばらく気配値だけで推移する日もあります。

証券会社の注文方法には この寄付にだけ有効にする条件付けもあります(SBI証券楽天証券マネックス証券 など)。

それだけ投資家にとって注目される時間帯であり, デイトレードでは寄付の間に売買する銘柄を決めてしまうのが基本です。 立会い時間中はリアルタイムで 株価 が変動していきますが, 寄り付いた株価から判断されていく傾向にあります。

多くのケースでは 最長でも5分程度で寄り付きます。 一時的に気配値が剥離しているだけなので, 売買を成立させる為に 買い手 と 売り手 が少しずつ歩み寄っていくのです。

そのため 午前9時に株価が表示されないことは珍しくなく, 慌てる必要はありません。

寄付かないときの2つの理由

1.買い注文が殺到しているケース

投資家として注意しなければならないのは, まったく寄り付かない展開になった場合です。 これには大きく分けて2つの原因がありますが, いずれにせよ 証券取引所から発表されるニュースを確認しなければいけません。

1つ目の原因は 前日に比べて 買い注文 が 大幅に増加していること です。 同数の売り注文が出てくるまで寄り付かないものの, その銘柄を保有している投資家にとっては有利な展開と言えます。

2.売り注文が殺到しているケース

2つ目の原因は, 前日に比べて 売り注文 が 大きな割合を占めていること です。 本来の企業価値よりも割高になった時などに発生しやすく, 当日中に寄り付いても ほとんど売買が成立しないケースが多く見られます。

投資対象としての魅力が下がった銘柄では, 連日売り注文ばかりになった事例もあるのです。 もしも保有している銘柄で 売り注文が集中したら, 早めに企業情報を確認しておきましょう。

株価が極端な値動きをしないように, 証券取引所が特別気配を提示することもあります。 売り注文 と 買い注文 に大きな差が出ているサインであり, 投資家側に分かりやすいように「特別」という表現をしているのが特徴です。

日本の証券取引所には1日の値幅制限があるので, 特別気配のまま立会い時間が終了しても 一定範囲までとなります。 ただし 翌日にはまた新たな値幅制限が設定される為, 保有している銘柄で寄り付かない時は要注意です。

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