初心者でもすぐわかる!「海外株」に関するQ&A
米国株のメリット・デメリットを教えて下さい
米国株のメリット・デメリットは以下が挙げられると思います。
米国株のメリット
- ・日本株に比べ、配当が高い
- ・僅かな年月で株価が数倍に可能性がある
- ・為替変動の差益
米国株のデメリット
- ・「配当が高い」というメリットの反面、内部留保が少なく結果的に企業成長が阻害される場合がある
- ・為替変動による損失もありうる
米国の投資家は PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)などより ROE(自己資本利益率)や配当性向などを重要視する傾向にあるため、米国株は日本株に比べて株主配当などで有利と言うメリットがあります。 ※ただし外国株には株主優待の制度はありません。
その反面、株式配当などの企業利益の放出で、結果的に企業成長が阻害される、という場合もあります。
※参考:米国株投資の魅力とリスクを分析
海外株・米国株の買い方を教えてください
各ネット証券の総合証券口座開設後、外国株式取引口座の開設が必要です。開設後、日本株と同じような流れで買付・取引が可能です。
決済については、事前の為替取引不要で日本円で決済する「円貨決済」と、自分で為替取引を行って現地通貨を準備して決済する「外貨決済」があります。
NISA(ニーサ)で米国株は買えますか?
NISAでの米国株投資は 非課税面や長期保有・配当などでの相性も良く おすすめの投資手段です。
また、マネックス証券ではNISA口座の米国株買付手数料無料(キャッシュバック)というメリットもあります。
NISAと米国株についてはNISAで米国株投資を始めよう!3つのメリットを解説!をご覧ください。
東南アジアの株式に投資したいです
ASEAN地域の株式に投資するならSBI証券・楽天証券の外国株が良いかと思います。
SBI証券なら米国・中国・韓国・ロシア・ベトナム・インドネシア・シンガポール・タイ・マレーシアの計9カ国、楽天証券なら米国・中国・シンガポール・タイ・マレーシア・インドネシアの計6カ国で外国株の取引が可能です。
米国の株式市場にはどんな種類があるのですか?
米国株には主にニューヨーク証券取引所(NYSE)とナスダック(NASDAQ)の2つの市場があります。
その中で個別株・ETF・ADRが取引されています。
ちなみにADRは「米国預託証券」と呼ばれるもので、メイン国の株式市場に上場しながら米国市場にも上場するもので、日本でもトヨタ自動車などがADRに該当します。
また、米国株には「ダウ平均」や「NASDAQ(ナスダック)指数」、「S&P500」といった日経平均やTOPIXに相当する経済指標があります。
※参考:米国株の代表的な指数について
米株用のツールでオススメを教えてください
最近米国株の取扱を始めたDMM株では国内株と同じWebツール「DMM株PRO/DMM株PRO+(プロプラス)」と「スマホアプリDMM株」を使って、1つのツールで取引ができます。国内株・米国株と同じツールで取引できるのは、気軽に使えて便利だと思います。
楽天証券のスマホアプリiSPPEDも米国株取引が可能です。/p>
外国株のおすすめサービスはありますか?
SBI証券の外国株口座には「米国貸株サービス」があります。国内の貸株サービスのように株式を貸し付けることで金利を受け取れるサービスです。
マネックス証券なら日本での夜間PTS取引に該当する「米国アフターマーケット」で取引ができるため、トレードのチャンスが広がると思います。
DMM株は米国株取引の手数料が完全無料です。他社と比べると取扱数が少ないですが、手数料を安く抑えたいという方にはおすすめの証券です。