LINE証券 (ライン証券)
スマホでおこづかい投資

LINE証券の評価 | ||
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おすすめ度 | ★★★☆☆ | |
現物手数料 | 相対取引:なし 取引所取引:買付のみ無料 |
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取扱商品 | 相対取引 | 1,015銘柄 |
取引所取引 | 東証 | |
投資信託 | 30銘柄 | |
口座数 | – | |
ポイント | LINE Pay / LINEポイント | |
スマホ・iPad | ◯ | |
ポイント投資 | ◯ |
LINE証券(ライン証券)の評価ポイント
投資初心者向けサービス!
LINE(ライン)といえば、スマホユーザーであればほとんどの方が利用しているであろうメッセージ・コミュニケーションアプリ。そのLINEから投資をもっと身近に、手軽にというコンセプトで2019年8月からサービスを開始したのがLINE証券(ライン証券)です。ライン証券とは、ネオモバ(SBIネオモバイル証券)と同じく、スマホでの取引に特化したスマホ証券とよばれるネット証券の新たな業者の一つです。
スマホでかんたん取引
ライン証券のやり方は簡単で、iPhoneやAndroidなどから、特別なアプリのダウンロードなども必要なく普段お使いの「LINE」アプリ一つで投資から運用がシンプルに行えます。
LINEアプリのウォレットから「証券」ボタンを押すだけでライン証券ページへ移動し、前日比率ランキングや、3,000円以下の銘柄検索、各企業カテゴリから銘柄を選択し、買付できます。
銘柄画面にはチャートの他、業績やニュースなどが掲載されてます。
売却も単純で、売却画面より、市場価格・枚数を選択して売却するだけとなります。
2種類の取引方法
ライン証券での取引は、1株単位で取引できると「相対取引」と100株単位で取引する「取引所取引」の2つの方法に分かれています。
1株単位で取引する「相対取引」
相対取引では、ライン証券当初から提供している少額投資をメインとした取引方法です。
相対取引は1株から取引できる方法で、ミニ株(単元未満株)日本の有名企業1,000銘柄と、1口単位で取引できる国内ETF(上場投資信託)15銘柄が取引対象となっています。
また、株式取引の中で、初心者にとってわかりにくい要素の一つが取引手数料。
※参考:手数料はどんなときにかかりますか?
相対取引では、そんな取引手数料をわかりやすくするため、表示価格はスプレッドとよばれる手数料込みの価格で取引を行います。
相対取引では取引手数料が0円の代わりに スプレッド(取引コスト)が発生します。スプレッドは、株の表示価格に既に上乗せされており、別途 手数料を考えずに取引ができます。
たとえば、1株あたりの実際の価格が1,000円で買付できるとすると、LINE証券では1,005円で表示されるが、別途 買付時の取引手数料がかからない、という事になります。
取引手数料をなくし、株価格に手数料(スプレッド)を上乗せして表示し、初心者にわかりやすいような手段をとっているようです。
取引時間 | 手数料 | 取引コスト |
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日中取引 9:00~14:50 |
0円 | 0.05% |
夜間取引 17:00~21:00 |
0.5% |
100株単位で取引する「取引所取引」
取引所取引は、東証に上場の約3,700銘柄を100株単位(単元株)で取引できる方法です。取引所取引では、100株単位での取引なので、少額から行うには少し難しいですが、その分リターンも大きく、好きな銘柄を選べる・買付手数料が0円というメリットがあります。
こちらの取引は 売却時に手数料が発生しますのでご注意ください。
約定代金 | 手数料 | |
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買い | 売り | |
~5万円 | 0円 | 99円 |
~10万円 | 176円 | |
~20万円 | 198円 | |
~50万円 | 484円 | |
~100万円 | 869円 | |
~150万円 | 1,056円 | |
~3,000万円 | 1,661円 | |
3,000万円~ | 1,771円 |
スマホと身分証だけで口座開設
LINE証券は、お使いの「LINEアプリ」内から口座開設が可能です。
また 証券業界では初となる、スマホだけで本人確認を行う「かんたん本人確認」を提供。
通常のネット証券の口座開設であれば、マイナンバー等の写真を送った後に、書類の郵送受取による本人確認が必須ですが、ライン証券の口座開設は本人確認書類と顔写真を撮影するだけでOK。郵送受取が不要となっています。
口座開設後、取引を行うには郵送受取まで日数が必要でしたが、ライン証券では口座申込後、最短で翌営業日からの取引が可能に。
より手軽に、よりスピーディに取引を開始できます。
最短 翌日に取引可能なネット証券
- ・ SBI証券
- ・ 楽天証券
- ・ マネックス証券
- ・ DMM株
- ・ ネオモバ(SBIネオモバイル証券)
LINE証券の評判・口コミ

個人投資家が ライン証券 についてどのような評価をしているのか, 当社が収集した ライン証券の口コミ・評判 を評価してみたいと思います。
・ 口コミ数:6件 ・ 利用者の評価:★★★★☆(4.0/5.0)
手数料・アプリについての評判
手数料無料で使いやすい印象_30代男性のクチコミ
単元未満株で取引するなら手数料無料で使いやすい印象。LINEアプリからログインだが、専用アプリがあった方が個人的には良かった。
初株キャンペーンと株の割引販売があるのでそれ狙いで保有。
手数料・取引についての評判
初心者でもベテランでも楽しめます_60代男性のクチコミ
ライン証券に口座開設して、いきなり旭化成3株を無料でいただきました、ありがとうございます。
ネオモバ、トラノコの様な月額口座管理料が掛からず、大変お得ですね。
上記の2社は即約できず、機会損失が大きくつまらない。その点ライン証券は指し値の注文が出来るから リアルで面白い。初心者でもベテランでも楽しめます。
取引・口座についての悪評
評価額がわからない_60代男性のクチコミ
気軽に始めたのは良いけど、今いくら買ってて 直近でいくらの評価額なのかがさっぱりわからない。
また、口座の辞め方もわからない。まったく困ってます。
取引・取扱銘柄についての評判
今後改善されれば・・・_40代男性のクチコミ
LINEペイ経由の口座入金を繰り返してると不正監視プログラムに引っかかるのかアカウント利用停止をくらいました。
問い合わせから数時間で解除されたけどその間は入金ができず機会損失。
LINEのような統合型アプリは便利だけど連結部分が弱い印象。
あと、これが買えるのにあれが買えないのはなぜ?という銘柄のチョイスにも疑問符。
リスク低めの少額投資は結構楽しいので今後改善されれば株式入門にはもってこいの証券会社になる可能性も。
初心者向きについての評判
取引初心者には最高_40代男性のクチコミ
取引初心者には最高だと思いますよ。何と言っても1株から購入出来るし、投資家の仲間入りですよ。
慣れて来たて本格的に初めるなら違う証券会社で沢山の銘柄を探して見るのも有りだと思いますよ。
初心者向きについての評判
初心者の方にぴったり_30代女性のクチコミ
入れていない人はいないであろうLINEのアプリから証券のページに入れるのが魅力です。
分かりやすくかつ扱いやすい銘柄のみのお取り引きなので初心者の方にぴったりかと思います。
2019年12月に実施されたタイムセールが魅力的でしたのでまた実施されることを期待します。
LINE証券のキャンペーン
ライン証券の開催中のキャンペーン一覧です!口座開設をお考えなら是非ご覧ください。
開催中のおすすめキャンペーン情報
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キャンペーン内容 |
口座開設&初取引完了で1,000円プレゼント! | |
取引コスト0円キャンペーン |
LINE証券の詳細データ
こちらは2020年6月2日の調査データです。
取引基本ルールについて
取引時間 | 相対取引 | 取引所取引 | |
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【日中取引】 9:00~11:20、11:30~12:20、12:30~14:50 【夜間取引】 17:00~21:00 |
【前場】 9:00~11:30 【後場】 12:30~15:00 |
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注文方法 | デスクトップ用取引ツール | ||
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スマートフォン web | |||
– | |||
スマートフォン アプリ | |||
LINE 【推奨環境】iOS11以上 Android5.0以上 |
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モバイル(ガラケー) | 電話・オペレータ注文 | ||
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口座 | 特定口座のみ | ||
取扱商品 | 相対取引 | 取引所取引 | |
315銘柄 | 約3,700銘柄(東証上場銘柄) | ||
NISA / つみたてNISA | iDeco | ||
– | – | ||
IPO | 投資信託 | ||
– | 28銘柄 | ||
外国株 | 単元未満株(ミニ株) | ||
– | 〇 | ||
その他 | |||
– |
LINE証券の会社概要
会社データ
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会社名 | LINE証券株式会社 |
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設立年月 | 2018年6月1日 |
本社所在地 | 〒141-0033東京都品川区西品川一丁目1番1号住友不動産大崎ガーデンタワー22階 |
公式URL | https://line-sec.co.jp/ |
電話番号 | – |
営業時間 (サポート時間) |
– |
LINE証券(ライン証券)のQ&A
メリット・デメリットを教えて下さい
ライン証券には以下のようなメリット・デメリットがあると思います。
ライン証券のメリット
- ・少ない元手・資金から投資が可能
- ・LINEアプリ上から投資が可能
- ・スプレッド(取引コスト・手数料)が株価に上乗せされているため 取引がわかりやすい
- ・相対取引(1株での取引)は買付・売却手数料が無料
- ・取引所取引(100株単位での取引)は買付手数料無料 ※売却時には手数料が発生
ライン証券のデメリット
- ・購入できる金融商品が少ない
- ・NISA(ニーサ)がない
※NISAは投資益が非課税になる制度 詳しくはNISAとは?をご覧ください - ・信用取引等もなく、初心者以外には特にメリットを感じられない
→2020年5月より信用取引が可能に! - ・出金手数料220円(税込)が発生する ※LINE Payへの出金は無料
ライン証券では買付手数料がなく、取引価格にスプレッド(手数料)が含まれています。手数料を気にすることなく、わかりやすい売買ができるとはいえ、取引が多い方にはデメリットになるかもしれません。※取引所取引の場合 売却時には手数料が発生します。
初心者向けの月額で取引し放題のネオモバ(SBIネオモバイル証券)や、1日定額が安い(50万円以下は0円)SBI証券や楽天証券といったネット証券の取引手数料の比較&ランキングから手数料が安い証券会社を探す方がいい場合もあります。
ライン証券は儲かるの?
ライン証券は「株取引」をスマホで行える証券会社です。という事は、儲かることもあれば損することも当然あるわけです。
ただし、ライン証券は少額(数百円から)の投資をメインとしていますので、リスクを抑えての投資が可能です。
その分、リターン(儲け)も少ないのは事実です。本格的な投資で大きなリターンをのぞむのであれば、総合力の高い証券会社・取扱商品が多い証券会社など、SBI証券のような大手の業者での取引をおすすめします。
口座開設は誰でもできますか?
日本国籍をお持ちで国内居住の20歳以上70歳以下の方がLINE証券の口座を開設できます。
「LINE(ライン)」アプリからのみ口座開設が可能で、郵送・PCでの口座開設はできませんのでご注意ください。
LINE Pay(ラインペイ)は使えますか?
入金・出金ともに使用できます。また、LINEポイントでの出金も可能となっています。
手数料を教えてください
口座開設・口座保有に手数料はかかりません。
株の取引手数料は相対取引・取引所取引によって異なります。
相対取引と取引所取引の違いを教えてください。
LINE証券では、相対取引と取引所取引の2つの取引方法があります。
・相対取引
相対取引は、1株単位で取引ができる方法です。対象銘柄は国内企業の315銘柄と限られており、買付・売却取引手数料が無料ですが、スプレッドと呼ばれる取引コストが株価に上乗せされています。
・取引所取引
取引所取引は、100株単位で取引する方法です。通常の証券の取引と同じで、こちらは東証に上場の銘柄(約3,700銘柄)が取引対象となっています。買付手数料は無料ですが、売却時に手数料が発生します。
ライン証券では、銘柄購入時に「相対取引(対象銘柄のみ)」か「取引所取引」のどちらかを選んで取引することになります。取引時間や取引手数料にも違いがありますので、ご注意ください。
相対取引 | 取引所取引 | |
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取引単位 | 1株単位 | 100株単位 |
対象商品 | 315銘柄 (国内企業300銘柄+ETF15銘柄) |
約37,00銘柄 (東証に上場の銘柄) |
取引時間 | 【日中取引】 9:00~11:20、11:30~12:20、12:30~14:50 【夜間取引】 17:00~21:00 |
【前場】 9:00~11:30 【後場】 12:30~15:00 |
手数料 | 0円(ただしスプレッドとして取引コスト0.05%が表示価格に上乗せ ※夜間取引は0.5%) | 買付手数料0円 / 売却手数料は発生 詳しい手数料はこちらから |
どんな取引ツール・アプリがありますか?
LINE証券は「LINE(ライン)」アプリ上のみで完結する口座で、取引ツール・アプリ等はありません。 LINEアプリよりLINE証券のページを開くことができます。
取引画面では、各銘柄の株価チャート(1日/1週/1月/3月/1年/5年)・市場情報・企業情報・評価・業績・配当金・ニュースが表示され、銘柄検索としては前日比率ランキング、3,000円以下で買える銘柄検索、各企業カテゴリ別銘柄検索が表示可能です。
どんな人にライン証券はおすすめですか?
知識はないけど株取引に興味がある・少額投資に興味があるといった株初心者の方におすすめのネット証券です。
3,000円以下で購入できる銘柄をメインとし、とにかく取引がシンプルでわかりやすい・使いやすいのがLINE証券の特徴です。株式の知識を身につけ、ネオモバ(SBIネオモバイル証券)と同じく少額投資向きのネット証券としてローリスクで投資を行えるのは、初心者の方には取っつきやすいサービス内容だと思います。
信用取引の開始や、2020年5月には東証での取引もスタートし、他の総合証券にも追いつこうとしている印象です。
また、普段使っているLINEアプリから投資が行えるというのも、投資を身近に感じる点の一つではないでしょうか。
ただし、取扱商品も少なく、NISAや積立NISAといった口座もないことから、SBI証券などのネット証券と比べると総合力に関しては劣ります。
しかし、株式初心者に向けたシンプル・わかりやすい取引ができるという点に特化した、ネオモバ(SBIネオモバイル証券)と同じ、スマホ向けの新しいネット証券だと思います。