楽天証券のIPO(新規公開株)

更新日 2020年9月18日

当選ルール改正でより公平に!

「楽天証券 の IPO ( 新規公開株式 )」のイメージ画像

楽天証券のIPO(新規公開株)は、ルールが改正され、100%抽選による公平なルールとなりました。

さらに申込株数を増やし、応募口数を上げることもできます。

IPO実績と併せて楽天証券のIPOの抽選ルールについて説明します。

楽天証券のIPO(新規公開株式)

楽天証券のIPO取扱実績の推移(2011年~2019年)

IPOは個人投資家にも人気が高く、ネット証券も最近はIPOに力を入れている業者が増えてきました。まず下記に主要オンライン証券のIPO取扱を掲載します。

オンライン証券の年度別IPO取扱実績(2011年~2019年)
証券会社名 NISA口座 IPO(新規公開株)の取扱上場会社数
2019年 2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年
SBI証券 82社 86社 83社 76社 78社 65社 44社 37社 26社
楽天証券 × 26社 10社 7社 8社 8社 2社 2社 6社 15社
auカブコム証券 24社 23社 14社 20社 16社 21社 16社 26社 18社
マネックス証券 45社 49社 49社 47社 50社 38社 34社 14社 10社
松井証券 21社 9社 8社 11社 14社 5社 2社 11社 14社
クリック証券 0社 1社 0社 1社 1社 2社
岡三オンライン証券 37社 45社 23社 6社 8社 11社 未調査 未調査 未調査
ライブスター証券 5社 4社 7社
DMM株 3社
ネオモバ 1社

2019年の楽天のIPO取扱実績は26銘柄と、 SBI証券の82銘柄 や マネックス証券の45銘柄 など、他のオンライン証券と比べるとあまり芳しくありませんが、2019年は前年以降と比べ増えてきているようです。

楽天証券も IPO狙いの口座の一つにいれてもいいかもしれませんね!

楽天証券のIPO実績

続いて楽天証券の2019年IPO実績を掲載します。先ほどの表でもふれましたが、2019年の楽天証券のIPO取扱実績は26銘柄です。
※PO(公募・売出)は除きます。

楽天証券:2019年のIPO取扱実績まとめ

楽天証券:2019年のIPO取扱実績一覧

2019年IPO取扱い実績(公募価格・初値・騰落率・損益)
上場日 上場銘柄名 発行価格 初値 騰落率 損益
2月22日 識学 1800円 4550円 153% 27.5万円
3月19日 ミンカブ・ジ・インフォノイド 1050円 1400円 33% 3.5万円
4月3日 東名 3290円 4205円 28% 9.2万円
5月30日 バルテス 660円 1820円 176% 11.6万円
6月19日 Sansan 4500円 4760円 6% 2.6万円
6月20日 ピアズ 3620円 5500円 52% 18.8万円
6月21日 ブランディングテクノロジー 1740円 4825円 177% 30.9万円
6月25日 インフォネット 1490円 3430円 130% 19.4万円
6月28日 リビン・テクノロジーズ 3900円 9000円 131% 51.0万円
7月29日 ブシロード 1890円 2204円 17% 3.1万円
7月31日 ツクルバ 2050円 2050円 0% 0.0万円
8月9日 ステムリム 1000円 930円 ▲7% ▲0.7万円
9月24日 Chatwork 1600円 1480円 ▲8% ▲1.2万円
10月24日 インティメート・マージャー 1900円 4000円 111% 21.0万円
10月29日 ジェイック 4750円 10320円 117% 55.7万円
11月1日 ダブルエー 4690円 4680円 ▲0% ▲0.1万円
12月16日 ランサーズ 730円 842円 15% 1.1万円
12月17日 ウィルズ 960円 4535円 372% 35.8万円
12月17日 フリー 2000円 2500円 25% 5.0万円
12月18日 JTOWER 1600円 2620円 64% 10.2万円
12月19日 SREホールディングス 2650円 2475円 ▲7% ▲1.8万円
12月19日 ランディックス 1630円 3660円 125% 20.3万円
12月20日 INCLUSIVE 2110円 4535円 115% 24.3万円
12月23日 global bridge HOLDINGS 2690円 4020円 49% 13.3万円
12月25日 WDBココ 1530円 3400円 122% 18.7万円
12月25日 AI inside 3600円 12600円 250% 90.0万円
合計 59430円 106341円 2246% 469.1万円
備考

※1:「発行価格×単元株」で計算

※2:「初値×単元株」で計算

(上記銘柄の上場時、単元株は全て100株単位)

参考:過去の楽天証券のIPO取扱実績

ちなみに主要オンライン証券の中で「バルテス」「ジェイック」の株式上場を取り扱っていたのは 楽天証券 と SBI証券 の2社だけでした。また、「global bridge HOLDINGS」の株式上場は、楽天証券やマネックス証券などのその他ネット証券では取り扱いがありましたが、SBI証券ではありませんでした。

このようなケースもありますので、多くのIPO銘柄で当選を狙うならIPO取扱数が多いネット証券で口座開設するのはもちろんですが、楽天証券のように取扱が多くなくても他で扱っていないIPO銘柄を取り扱ってくれるネット証券も口座開設していたほうが当選確率が上がります。

楽天証券のIPO当選ルール

証券会社のIPO当選ルールを見る場合には「 配分比率 」と「 抽選対象 」「 抽選の確率 」の3つがポイントとなります。

楽天証券のIPOルールを上記3つに分割して説明します。
なお、以前は月間の手数料に応じたステージ制による抽選ルールでしたが、2018年5月に改正され、現在はより公平な方法により抽選が行われています

配分比率

楽天証券は100%抽選性に配分しています。

ちなみに店頭証券(総合証券)では一部を抽選、その他はお得意様優先などもありますが楽天証券ではそんな心配はありません。

抽選対象

抽選対象とは
『 1申込に対して1票( 1口1票制 ) 』か、
『 1人に対して1票( 1人1票制 ) 』か、
の違いです。

資金がある人は1口1票制の方が有利です。楽天証券では1口1票制を導入しています。

抽選確率

楽天証券の抽選確率は、抽選自体は公平な内容ですが、申込株数が300株の場合、抽選番号は3つ付与(申込株数単位が100株の場合)という風に 当選確率を上げたい場合は応募口数を上げることで確立を上昇させることができます。もちろん、応募口数を増やして申し込むには、その分資金が必要となります。

この方式は SBI証券のIPO当選ルール に似ていますね。

楽天証券のIPOの始め方・やり方

楽天証券でのIPOの始め方を説明します。IPOの申込には事前の申告・預かり資産による枚数制限等もありますので、IPOの購入を狙っている方は注意しましょう。以下、申し込みから購入・売却までの流れになります。

楽天証券では、まず期間内のブックビルディング(事前の需要申告)への参加が必須です。このブックビルディングへ参加しなければ、購入申込ができませんので必ず参加しましょう。申告できる株数の上限は、ブックビルディング申し込み時点での預かり資産により決定します。

ブックビルディング締め切り後、購入申込を行います。購入期間内に目論見書を確認の上、申し込みをします。締め切り後は、いよいよ抽選へとうつります。当選していれば、楽天証券ログインページ内の「お知らせ」、もしくはIPO申し込み画面の「新規公開株式」内で確認ができます。

当選し、即座に売却をするのであれば、公開日(売買開始日)の前営業日17:00過ぎより、通常の株と同様に売却が可能です。

楽天証券のIPOについての注意点

楽天証券ではNISA口座でのIPO申込は不可のようです。

今後変更されるかもしれませんが、もしNISA口座でIPOを狙いたい方はNISA口座でもIPO申込が可能なSBI証券やマネックス証券で口座開設をしましょう
※参考: SBI証券 の IPO取扱実績 と IPOルール
※参考: マネックス証券 の IPO取扱実績 と IPOルール

この記事を書いた人

証券会社比較.tokyoの著者

瓜生 勝(うりう まさる)

株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド
みんなの株式 ネット証券比較プロデューサー
みんなの株式,Yahooファイナンス,株探,株マップ,IFISの比較コンテンツ作成。その他 JPX,TFX,インヴァスト証券,マネックス証券,岡三オンライン証券などの特集記事作成も経験。