楽天証券のIPO(新規公開株)

更新日 2019年12月4日

当選ルール改正でより公平に!

「楽天証券 の IPO ( 新規公開株式 )」のイメージ画像

楽天証券のIPO(新規公開株)は、ルールが改正され、100%抽選による公平なルールとなりました。

しかし、申込株数が増やし、応募口数を上げることもできます。

IPO実績と併せて楽天証券のIPOについて説明します。

楽天証券のIPO(新規公開株式)

楽天証券のIPO取扱実績の推移(2011年~2018年)

IPOは個人投資家にも人気が高く、ネット証券も最近はIPOに力を入れている業者が増えてきました。まず下記に主要オンライン証券のIPO取扱を掲載します。

オンライン証券の年度別IPO取扱実績(2011年~2018年)
証券会社名 NISA口座 IPO(新規公開株)の取扱上場会社数
2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年
SBI証券 86社 83社 76社 78社 65社 44社 37社 26社
楽天証券 × 10社 7社 8社 8社 2社 2社 6社 15社
カブドットコム証券 23社 14社 20社 16社 21社 16社 26社 18社
マネックス証券 49社 49社 47社 50社 38社 34社 14社 10社
松井証券 9社 8社 11社 14社 5社 2社 11社 14社
クリック証券 1社 0社 1社 1社 2社
岡三オンライン証券 45社 23社 6社 8社 11社 未調査 未調査 未調査
ライブスター証券 4社 7社

IPO取扱実績は SBI証券の86銘柄 や マネックス証券の49銘柄 など、他のオンライン証券と比べると楽天証券のIPO取扱数はあまり芳しくありません。

IPOは人気サービスなのでもう少し頑張ってもらいたいところです。

楽天証券のIPO実績

続いて楽天証券の2018年IPO実績を掲載します。先ほどの表でもふれましたが、2018年の楽天証券のIPO取扱実績は10銘柄です。
※PO(公募・売出)は除きます。

楽天証券:2018年のIPO取扱実績まとめ

楽天証券:2018年のIPO取扱実績一覧

2018年IPO取扱い実績(公募価格・初値・騰落率・損益)
上場日 上場銘柄名 発行価格 初値 騰落率 損益
7月10日 MTG 5800円 7050円 22% 12.5万円
7月27日 プロレド・パートナーズ 4250円 7170円 69% 29.2万円
9月13日 香陵住販 1700円 1970円 16% 2.7万円
10月18日 プリントネット 1400円 2041円 46% 6.4万円
12月11日 ピアラ 2550円 5030円 97% 24.8万円
12月11日 アルー 1370円 2010円 47% 6.4万円
12月12日 アルテリア・ネットワークス 1250円 1190円 ▲5% ▲0.6万円
12月20日 AmidAホールディングス 1460円 1552円 6% 0.9万円
12月21日 自律制御システム研究所 3400円 2830円 ▲19% ▲5.7万円
12月21日 EduLab 3,200円 3,270円 2% 0.7万円
合計 26380円 34113円 283% 77.3万円
備考

※1:「発行価格×単元株」で計算

※2:「初値×単元株」で計算

(上記銘柄の上場時、単元株は全て100株単位)

参考:過去の楽天証券のIPO取扱実績

ちなみに主要オンライン証券の中で「ピアラ」の株式上場を取り扱っていたのは 楽天証券 と SBI証券 の2社だけでした。また、「香陵住販」と「EduLab」の株式上場は、楽天証券やその他ネット証券では取り扱いがありましたが、SBI証券ではありませんでした。

このようなケースもありますので、多くのIPO銘柄で当選を狙うならIPO取扱数が多いネット証券で口座開設するのはもちろんですが、楽天証券のように取扱が多くなくても他で扱っていないIPO銘柄を取り扱ってくれるネット証券も口座開設していたほうが当選確率が上がります。

楽天証券:現在取扱中のIPO銘柄

現在、楽天証券の口座から応募できる新規上場株式のスケジュールです。

2019年 新規公開株 楽天証券取扱株一覧
上場日 上場銘柄名 ブックビルディング期間 その他
取扱ネット証券
公募数 売出数 申込株数単位 市場
12月25日 AI inside 12/09 10:00~12/13 10:50 SBI証券
マネックス証券
300,000株 200,000株 100株単位 東証マザーズ
12月25日 WDBココ 12/09 10:00~12/13 10:50 SBI証券
285,000株 287,000株 100株単位 東証マザーズ
12月23日 global bridge HOLDINGS 12/06 10:00~12/12 10:50 マネックス証券
50,000株 599,900株 100株単位 東証マザーズ
12月20日 INCLUSIVE 12/04 10:00~12/10 10:50 SBI証券
マネックス証券
200,000株 225,000株 100株単位 東証マザーズ
12月19日 ランディックス 12/04 10:00~12/10 10:50 SBI証券岡三オンライン
400,000株 250,000株 100株単位 東証マザーズ
12月19日 SREホールディングス 12/04 10:00~12/10 10:50 SBI証券
マネックス証券
1,400,000株 3,084,600株 100株単位 東証マザーズ
12月18日 JTOWER 12/03 10:00~12/09 10:50 SBI証券
マネックス証券
2,987,000株 2,906,300株 100株単位 東証マザーズ
12月17日 フリー 12/03 10:00~12/06 10:50 SBI証券
松井証券
カブコム
5,435,200株 12,041,100株 100株単位 東証マザーズ
12月17日 ウィルズ 11/29 10:00~12/05 10:50 SBI証券
マネックス証券
松井証券
カブコム
100,000株 220,000株 100株単位 東証マザーズ
12月16日 ランサーズ 11/29 10:00~12/05 10:50 SBI証券
マネックス証券
松井証券
2,270,000株 5,067,400株 100株単位 東証マザーズ
備考

※調査日:2019年12月4日
※「取扱ネット証券」欄は、IPO取扱のある主要なネット証券のみを掲載

2019年12月4日時点で、楽天証券の取扱IPO株数は、10銘柄となっています。

楽天証券のIPO当選ルール

証券会社のIPO当選ルールを見る場合には「 配分比率 」と「 抽選対象 」「 抽選の確率 」の3つがポイントとなります。

楽天証券のIPOルールを上記3つに分割して説明します。
なお、以前は月間の手数料に応じたステージ制による抽選ルールでしたが、2018年5月に改正され、現在はより公平な方法により抽選が行われています

配分比率

楽天証券は100%抽選性に配分しています。

ちなみに店頭証券(総合証券)では一部を抽選、その他はお得意様優先などもありますが楽天証券ではそんな心配はありません。

抽選対象

抽選対象とは
『 1申込に対して1票( 1口1票制 ) 』か、
『 1人に対して1票( 1人1票制 ) 』か、
の違いです。

資金がある人は1口1票制の方が有利です。楽天証券では1口1票制を導入しています。

抽選確率

楽天証券の抽選確率は、抽選自体は公平な内容ですが、申込株数が300株の場合、抽選番号は3つ付与(申込株数単位が100株の場合)という風に 当選確率を上げたい場合は応募口数を上げることで確立を上昇させることができます。もちろん、応募口数を増やして申し込むには、その分資金が必要となります。

この方式は SBI証券のIPO当選ルール に似ていますね。

楽天証券のIPOの始め方

楽天証券でのIPOの始め方を説明します。IPOの申込には事前の申告・預かり資産による枚数制限等もありますので、IPOの購入を狙っている方は注意しましょう。以下、申し込みから購入・売却までの流れになります。

楽天証券では、まず期間内のブックビルディング(事前の需要申告)への参加が必須です。このブックビルディングへ参加しなければ、購入申込ができませんので必ず参加しましょう。申告できる株数の上限は、ブックビルディング申し込み時点での預かり資産により決定します。

ブックビルディング締め切り後、購入申込を行います。購入期間内に目論見書を確認の上、申し込みをします。締め切り後は、いよいよ抽選へとうつります。当選していれば、楽天証券ログインページ内の「お知らせ」、もしくはIPO申し込み画面の「新規公開株式」内で確認ができます。

当選し、即座に売却をするのであれば、公開日(売買開始日)の前営業日17:00過ぎより、通常の株と同様に売却が可能です。

楽天証券のIPOについての注意点

楽天証券ではNISA口座でのIPO申込は不可のようです。

今後変更されるかもしれませんが、もしNISA口座でIPOを狙いたい方はNISA口座でもIPO申込が可能なSBI証券やマネックス証券で口座開設をしましょう
※参考: SBI証券 の IPO取扱実績 と IPOルール
※参考: マネックス証券 の IPO取扱実績 と IPOルール
評価担当: (著者)