証券会社で全然違う!?ネット証券のIPOを比較&ランキング
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IPO狙うなら抽選制のネット証券会社がおすすめ!
IPO(新規公開株)銘柄は買えば儲かる確率が格段に高いドル箱銘柄として個人投資家に人気です。ただ, これまでIPOの配分数は大和証券・野村証券・SMBC日興証券・みずほ証券などの大手総合証券の独壇場でネット証券への配分は少ないのが実情でした。
しかし近年ではSBI証券を筆頭としてIPOの主幹事になる会社も増えており、また取扱数も年を追う毎に増えています。更にIPO銘柄はお得意様が優先が一般的な総合証券と違い、ネット証券の多くは抽選制を導入しています。
ここでは「これからIPO投資をやりたい初心者」や「公平な抽選をしてくれる証券会社を選びたい」と考えている方に『IPO取扱実績』『抽選方法の違い』などIPO投資にオススメの証券会社選びのポイントを徹底比較&ランキングしてみたいと思います。
IPO(新規公開株)向きのおすすめ証券会社ランキング
実績・ルールなどの比較一覧はこちら
まずはIPOおすすめランキングです。管理人が各社HPのIPOに関する運営指針まで詳細に調査し「IPOやるならこの証券口座を開けておきましょう」と言うネット証券を厳選しました。IPO投資は多くの口座を持っている方が有利ですので1位~3位の証券口座を全てを開設する気持ちでランキングをご覧ください。
【2020年11月版】IPOおすすめランキング
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- マネックス証券
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100%平等抽選!
評価ポイント
公平・明瞭な抽選ルール
知る人ぞ知るIPO向きのおすすめネット証券がマネックス証券。誰にでも当選チャンスがある100平等抽選、 取扱数も多めで且つ、主幹事実績もあるIPO穴場のネット証券です。完全公平な抽選方式でファンから絶大な人気を博しています!
<MONEX:IPO取扱・抽選方法>
IPO取扱実績 (2019年) |
NISAでの IPO可否 |
45銘柄 |
◯ |
抽選方式 |
当選確率 |
1人1票制 |
公平 |
40代女性のクチコミ (一部抜粋)
IPOの当たる確率が大口優先ではなくて平等です。 小口の投資家に目をむけた考えが好きです。
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マネックス証券:詳細
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IPO取扱実績がネット証券No1!
評価ポイント
IPOならSBI証券
IPO狙いの個人投資家に外せない証券会社がSBI証券。何よりIPOの取扱実績がネット証券では圧倒的!今年もIPOにかなりの力を入れているようです。絶対外せない1社
<SBI証券:IPO取扱・抽選方法>
IPO取扱実績 (2019年) |
NISAでの IPO可否 |
82銘柄 |
◯ |
抽選方式 |
当選確率 |
ブックビルディング方式 (1口1票制) |
公平 |
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SBI証券:詳細
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- 松井証券
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マネックスと同じく完全公平
評価ポイント
NISA口座でもIPO
マネックス証券と同じく完全公平なIPO抽選ルールがあるのが松井証券。業界のパイオニアとして個人投資家の期待は裏切りませんね。願わくばもう少しだけ取扱数が増えてくれればなぁと個人的に思います。
<松井証券:IPO取扱・抽選方法>
IPO取扱実績 (2019年) |
NISAでの IPO可否 |
21銘柄 |
◯ |
抽選方式 |
当選確率 |
1人1票制 |
公平 |
30代女性のクチコミ (一部抜粋)
IPOは誰でも公平な抽選で, (松井証券で)はじめてIPOに当選しました。
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松井証券:詳細
ランキングのまとめ
IPOランキング1位は抽選ルールが完全公平で取扱数も多いマネックス証券でした。誰でにでもチャンスがある というのはマネックスIPOの大きなメリットです。
マネックス証券のIPO取扱実績・抽選ルールを解説
IPOの取扱数でランキングすると、SBI証券がダントツですが、口座数(ライバルの多さ)・抽選ルールの公平さで考えると、このようなランキングになりました。
SBI証券のIPO実績・ルールを解説
何度も言いますが、「IPO当選確率は証券口座を沢山持っていたほうが有利」。
※なぜ証券口座を沢山持っていた方がIPOに有利なのかは『IPOが当選しやすくなる方法』をご覧ください。
少なくても 狙っているIPO銘柄に応募できない!?、、なんてことが無いように今回ご紹介した口座を複数開設しておきましょう!
IPOの取扱があるネット証券を比較
ランキングはこちら
IPOの取扱があるネット証券を比較していきます。比較のポイントは、まずは取扱数と抽選ルールです。こちらについては後述で解説しています。その他にも、口座数(ライバルがどれだけいるか)・NISAでのIPOが可能かどうかも掲載していますのでIPO口座選びの参考にしてみてください。
※参考:NISA口座でIPO投資を行うメリットとは?
では、取扱実績・抽選ルールついて、それぞれ詳しく解説していきます。
取扱実績の比較一覧はこちら
抽選ルールの比較一覧はこちら
※2019年11月よりネオモバ(SBIネオモバイル証券) がIPOの取扱を開始しました。ネオモバのIPOは、SBI証券銘柄の一部を委託販売で、かつ上場日以降の売却のみが可能となっています。抽選方法・購入株数も1株からと独特なIPOルールとなっているため、以降の比較では 対象外としてあります。
詳しくはネオモバの「ひとかぶIPO」で紹介しています。
ネット証券各社のIPO取扱実績数を年度別に比較します。当然ですが、取引実績が多いほうがチャンスも生まれやすくなります。
ちなみにIPOを狙う投資家は当選チャンスを増やすため、複数の証券口座を持つことが多いようですよ。
ネット証券別の取扱実績推移(2011 ~ 2019)
取扱実績でおすすめのネット証券
【SBI証券】
IPO実績数がネット証券No1。主幹事実績も多く、IPOで口座を選ぶにもまず基盤にしたいオススメの1社です。NISA口座でもIPOができる点もポイントですよ!
※関連リンク:SBI証券のIPOを検証比較
IPO比較2:配分比率、抽選ルール
IPOでネット証券を比較する上でのポイントの2つ目が「配分比率」と「抽選ルール」についてです。
「配分比率」とは各社が引受けたIPO銘柄の配分をどのように振り分けるか。つまり「完全抽選」に◯%、お得意様に◯%、と言った風の分類方法です。この辺をクリアな企業の方が個人投資家には助かります。
IPO抽選ルール比較一覧
配分比率について
配分比率は抽選制100%のネット証券が有利です。SBI証券はIPOチャレンジポイントに30%を割り当てていますが、IPOチャレンジポイントはIPOに積極的に応募する人にはオススメのサービスですので問題無いと思います。
※関連リンク:SBI証券のIPOチャレンジポイント
auカブコムは配分比率を公開していないようでしたが、HPの「配分基本方針(PDF)」を見る限り、一部はauカブコムが選定する顧客に応募の有無を確認して配分するようです。
※関連リンク:auカブコム証券のIPO(新規公開株)
抽選ルール
抽選ルールは抽選制のIPO銘柄がどのように配分されるかの内容を記載しています。
まず抽選対象は「1人1票制」か、「1口1票制」か、の違いです。同じように見えますが、大きく違います。
1人1票制は資金は関係なく、申込時に最低単元株数分の購入に必要なお金を預け入れるだけで公平な抽選ができます。一方、1口1票制では応募の口数に応じて1票が振り分けられるため、簡単に言うとたくさんのお金を持っている方が多くの抽選票を受け取ることができると言う事です。
続いて抽選の確率について。1票の当選確率が岡三オンライン証券のみに違いがありますので注意が必要です。
預かり資産や取引手数料などによって変動するステージ制が採用されています。詳しくは 岡三オンライン証券のIPO当選ルール をご覧ください
個人的には大金を持っていないので同じIPO銘柄に応募するなら「1人1票制」のネット証券を選びます。
抽選ルールでおすすめのネット証券
以上のことをふまえるとIPOの抽選ルールにおいてはマネックス証券・松井証券の2社がオススメしたいネット証券ということになります。
※関連リンク:マネックス証券のIPO(新規公開株)
※関連リンク:松井証券のIPO(新規公開株)
特にマネックス証券は IPO実績も多く IPO投資を狙うなら確実に開けておきたい口座です。
冒頭お話した通り、自分がほしいIPO銘柄に応募したい場合はできるだけ多くの証券口座を開けておくのが最良です。当サイトで抽選ルール等を確認しつつ、色々な証券口座を開けて頂けると幸いです。
初心者でもすぐわかる!「IPO(新規公開株)」に関するQ&A
IPOとはなんですか?
IPO(新規公開株)は未上場の一般企業が「外部から資金を調達する」または「知名度を上げる」ことを目的に東京証券取引を始めとした各取引所に新しく上場することです。
企業側から見ると自己の株式を発行することで外部からの資金調達が可能になる一方、株主への利益還元を行う責任が出てきます。
株主側から見ると株式取得のために資金を投入する必要がありますが、株価差益や配当等による利益や株主としての発言権を持つことができます。
またIPO銘柄は利益を得やすいので、株式投資の初心者にも人気です。
IPOの抽選ルールを教えてください
IPOの抽選ルールは各証券によって異なります。
応募者に対して、完全平等な抽選行っている証券会社もあれば、過去の取引実績によって当選が有利になる方式をとっている会社もあります。
詳しくは 各ネット証券のIPO抽選ルールを比較 をご覧ください。
IPOの当選確率を上げる方法はありませんか?
一つの方法としては抽選確率の高い複数のネット証券で申し込むという手段があります。
資金が豊富ならSBI証券・楽天証券など「一口一票制」の証券会社で多数申し込むと当選確率が上がります。
逆に資金が少ない人なら「一人一票制」のマネックス証券・松井証券であれば資金の多少に関係なく公平な抽選が受けれます。
IPOにオススメの証券会社を教えてください
まず重要なのは、IPOの取扱数が多い証券会社を選ぶことです。当然ですが、IPO取扱数が少ないと応募の機会も減ってしまいます。取扱数の面からみると、IPO実績No.1のSBI証券はIPO投資には必須といえる口座です。口座数が多いためライバルも多いですが、抽選が外れてもチャレンジポイント枠があるので、当選チャンスはあると思います。
SBIほど口座数が多くもなく、抽選ルールが一人一票と公平なマネックス証券もIPO必須の口座です。SBIに比べると取扱数は劣りますが、誰にでも平等なチャンスがあるという事で こちらもIPO投資にはおすすめの口座となっています。