証券会社で全然違う!?ネット証券のIPOを比較&ランキング

更新日 2020年6月3日

IPO狙うなら抽選制のネット証券会社がおすすめ!

「IPO比較ランキング」のイメージ画像

IPO(新規公開株)銘柄は買えば儲かる確率が格段に高いドル箱銘柄として個人投資家に人気です。ただ, これまでIPOの配分数は大和証券・野村証券・SMBC日興証券・みずほ証券などの大手総合証券の独壇場でネット証券への配分は少ないのが実情でした。

しかし近年ではSBI証券を筆頭としてIPOの主幹事になる会社も増えており、また取扱数も年を追う毎に増えています。更にIPO銘柄はお得意様が優先が一般的な総合証券と違い、ネット証券の多くは抽選制を導入しています。

ここでは「これからIPO投資をやりたい初心者」や「公平な抽選をしてくれる証券会社を選びたい」と考えている方に『IPO取扱実績』『抽選方法の違い』などIPO投資にオススメの証券会社選びのポイントを徹底比較&ランキングしてみたいと思います。

IPO(新規公開株)向きのおすすめ証券会社ランキング

RANKING

実績・ルールなどの比較一覧はこちら

まずはIPOおすすめランキングです。管理人が各社HPのIPOに関する運営指針まで詳細に調査し「IPOやるならこの証券口座を開けておきましょう」と言うネット証券を厳選しました。IPO投資は多くの口座を持っている方が有利ですので1位~3位の証券口座を全てを開設する気持ちでランキングをご覧ください。

IPOおすすめランキング

IPO向きの証券会社として有名

評価ポイント

公平・明瞭な抽選ルール

知る人ぞ知るIPO向きのおすすめネット証券がマネックス証券。取扱数も多めで且つ、主幹事実績もあるネット証券です。完全公平な抽選方式でファンから絶大な人気を博しています!

<MONEX:IPO取扱・抽選方法>

IPO取扱実績

(2019年)
NISAでの
IPO可否
45銘柄
抽選方式 当選確率
1人1票制 公平
マネックス証券のIPOページの画面サンプル

40代女性のクチコミ (一部抜粋)

IPOの当たる確率が大口優先ではなくて平等です。 小口の投資家に目をむけた考えが好きです。

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マネックス証券:詳細
  • ネット証券会社のIPOおすすめランキング第2位
  • SBI証券
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IPO取扱実績がネット証券No1!

評価ポイント

IPOならSBI証券

IPO狙いの個人投資家に外せない証券会社がSBI証券。何よりIPOの取扱実績がネット証券では圧倒的!今年もIPOにかなりの力を入れているようです。絶対外せない1社

<SBI証券:IPO取扱・抽選方法>

IPO取扱実績

(2019年)
NISAでの
IPO可否
82銘柄
抽選方式 当選確率
ブックビルディング方式
(1口1票制)
公平
SBI証券のIPOページの画面サンプル
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SBI証券:詳細
  • ネット証券会社のIPOおすすめランキング第3位
  • 松井証券
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マネックスと同じく完全公平

評価ポイント

NISA口座でもIPO

マネックス証券と同じく完全公平なIPO抽選ルールがあるのが松井証券。業界のパイオニアとして個人投資家の期待は裏切りませんね。願わくばもう少しだけ取扱数が増えてくれればなぁと個人的に思います。

<松井証券:IPO取扱・抽選方法>

IPO取扱実績

(2019年)
NISAでの
IPO可否
21銘柄
抽選方式 当選確率
1人1票制 公平

30代女性のクチコミ (一部抜粋)

IPOは誰でも公平な抽選で, (松井証券で)はじめてIPOに当選しました

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松井証券:詳細

ランキングのまとめ

IPOランキング1位は抽選ルールが公平で取扱数も多いマネックス証券でした。
マネックス証券のIPO取扱実績・抽選ルールを解説

IPOの取扱数でランキングすると、SBI証券がダントツですが、抽選ルールの公平さで考えると、このようなランキングになりました。
SBI証券のIPO実績・ルールを解説

まあ何度も言いますが、「IPO当選確率は証券口座を沢山持っていたほうが有利」。
※なぜ証券口座を沢山持っていた方がIPOに有利なのかは『IPOが当選しやすくなる方法』をご覧ください。

少なくても狙っているIPO銘柄に応募できない!?、、なんてことが無いように今回ご紹介した口座を複数開設しておきましょう!

IPOの取扱があるネット証券を比較

COMPARISON

ランキングはこちら

IPOの取扱があるネット証券を比較していきます。比較のポイントは、まずは取扱数と抽選ルールです。こちらについては後述で解説しています。その他にも、口座数(ライバルがどれだけいるか)・NISAでのIPOが可能かどうかも掲載していますのでIPO口座選びの参考にしてみてください。
※参考:NISA口座でIPO投資を行うメリットとは?

ネット証券のIPO取扱実績・ルールを比較
証券会社名 2019年の取扱実績 抽選ルール 口座数 NISAでのIPO その他
SBI証券 82社 1口1票
抽選 70%:チャレンジポイント 30%
4,951,697口座 チャレンジポイント制
楽天証券 26社 1口1票
抽選 100%
3,376,621口座 ×
auカブコム証券 24社 非公開 1,135,768口座
マネックス証券 45社 1人1票
抽選 100%
1,838,260口座
松井証券 21社 1人1票
抽選 70%
1,209,791口座
クリック証券 0社 1人1票
抽選 100%
413,293口座
岡三オンライン証券 37社 1人1票
抽選 100%
227,513口座 取引手数料・預かり資産で当選率が変動
ライブスター証券 5社 1人1票
抽選 100%
非公開
DMM株 3社 1人1票
抽選 100%
非公開
ネオモバ 1社 優遇抽選
完全抽選
200,000口座 1株~99株での応募
上場日以降より売買可

では、取扱実績・抽選ルールついて、それぞれ詳しく解説していきます。
取扱実績の比較一覧はこちら 抽選ルールの比較一覧はこちら

2019年11月よりネオモバ(SBIネオモバイル証券) がIPOの取扱を開始しました。ネオモバのIPOは、SBI証券銘柄の一部を委託販売で、かつ上場日以降の売却が可能となっています。抽選方法・購入株数も1株からと独特なIPOルールとなっているため、以降の比較では 対象外としてあります。
詳しくはネオモバの「ひとかぶIPO」で紹介しています。

IPO比較1:取扱実績

ネット証券各社のIPO取扱実績数を年度別に比較します。当然ですが、取引実績が多いほうがチャンスも生まれやすくなります

ちなみにIPOを狙う投資家は当選チャンスを増やすため、複数の証券口座を持つことが多いようですよ。

ネット証券別の取扱実績推移(2011 ~ 2019)

主要オンライン証券の年度別IPO取扱実績
証券会社名 IPO(新規公開株)の取扱上場会社数
2019年 2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年
SBI証券 82社 86社 83社 76社 78社 65社 44社 37社 26社
楽天証券 26社 10社 7社 8社 8社 2社 2社 6社 15社
auカブコム証券 24社 23社 14社 20社 16社 21社 16社 26社 18社
マネックス証券 45社 49社 49社 47社 50社 38社 34社 14社 10社
松井証券 21社 9社 8社 11社 14社 5社 2社 11社 14社
クリック証券 0社 1社 0社 1社 1社 2社
岡三オンライン証券 37社 45社 23社 6社 8社 11社 未調査 未調査 未調査
ライブスター証券 5社 4社 7社
DMM株 3社

取扱実績でおすすめのネット証券

SBI証券
IPO実績数がネット証券No1。主幹事実績も多く、IPOで口座を選ぶにもまず基盤にしたいオススメの1社です。NISA口座でもIPOができる点もポイントですよ!
※関連リンク:SBI証券のIPOを検証比較

IPO比較2:配分比率、抽選ルール

IPOでネット証券を比較する上でのポイントの2つ目が「配分比率」と「抽選ルール」についてです。

「配分比率」とは各社が引受けたIPO銘柄の配分をどのように振り分けるか。つまり「完全抽選」に◯%お得意様に◯%、と言った風の分類方法です。この辺をクリアな企業の方が個人投資家には助かります。

IPO抽選ルール比較一覧

IPO配分比率・抽選ルール
証券会社名 配分比率 抽選ルール
抽選制 抽選制以外 抽選対象 抽選の確率
SBI証券 70% 30%
(IPOチャレンジポイント)
1口1票 公平
楽天証券 100% 0% 1口1票 公平
auカブコム証券 非公開 1人1票制 公平
マネックス証券 100% 0% 1人1票制 公平
松井証券 70% 30% 1人1票制 公平
岡三オンライン証券 100% 0% 1人1票制 ステージ制
取引手数料・預かり資産で当選率が変動
クリック証券 100% 0 1人1票制 公平
ライブスター証券 100% 0 1人1票制 公平
DMM株 100% 0 1人1票制 公平

配分比率について

配分比率は抽選制100%のネット証券が有利です。SBI証券はIPOチャレンジポイントに30%を割り当てていますが、IPOチャレンジポイントはIPOに積極的に応募する人にはオススメのサービスですので問題無いと思います。
※関連リンク:SBI証券のIPOチャレンジポイント

auカブコムは配分比率を公開していないようでしたが、HPの「配分基本方針(PDF)」を見る限り、一部はauカブコムが選定する顧客に応募の有無を確認して配分するようです。
※関連リンク:auカブコム証券のIPO(新規公開株)

抽選ルール

抽選ルールは抽選制のIPO銘柄がどのように配分されるかの内容を記載しています。

まず抽選対象は「1人1票制」か、「1口1票制」か、の違いです。同じように見えますが、大きく違います。

1人1票制は資金は関係なく、申込時に最低単元株数分の購入に必要なお金を預け入れるだけで公平な抽選ができます。一方、1口1票制では応募の口数に応じて1票が振り分けられるため、簡単に言うとたくさんのお金を持っている方が多くの抽選票を受け取ることができると言う事です。

続いて抽選の確率について。1票の当選確率が岡三オンライン証券のみに違いがありますので注意が必要です。
預かり資産や取引手数料などによって変動するステージ制が採用されています。詳しくは 岡三オンライン証券のIPO当選ルール をご覧ください

個人的には大金を持っていないので同じIPO銘柄に応募するなら「1人1票制」のネット証券を選びます

抽選ルールでおすすめのネット証券

以上のことをふまえるとIPOの抽選ルールにおいてはマネックス証券松井証券の2社がオススメしたいネット証券ということになります。
※関連リンク:マネックス証券のIPO(新規公開株)
※関連リンク:松井証券のIPO(新規公開株)

冒頭お話した通り、自分がほしいIPO銘柄に応募したい場合はできるだけ多くの証券口座を開けておくのが最良です。当サイトで抽選ルール等を確認しつつ、色々な証券口座を開けて頂けると幸いです。

初心者でもすぐわかる!「IPO(新規公開株)」に関するQ&A

IPOとはなんですか?

IPO(新規公開株)は未上場の一般企業が「外部から資金を調達する」または「知名度を上げる」ことを目的に東京証券取引を始めとした各取引所に新しく上場することです。

企業側から見ると自己の株式を発行することで外部からの資金調達が可能になる一方、株主への利益還元を行う責任が出てきます。

株主側から見ると株式取得のために資金を投入する必要がありますが、株価差益や配当等による利益や株主としての発言権を持つことができます。

またIPO銘柄は利益を得やすいので、株式投資の初心者にも人気です。

IPOの抽選ルールを教えてください

IPOの抽選ルールは各証券によって異なります。

応募者に対して、完全平等な抽選行っている証券会社もあれば、過去の取引実績によって当選が有利になる方式をとっている会社もあります。
詳しくは 各ネット証券のIPO抽選ルールを比較 をご覧ください。

IPOの当選確率を上げる方法はありませんか?

一つの方法としては抽選確率の高い複数のネット証券で申し込むという手段があります。

資金が豊富ならSBI証券楽天証券など「一口一票制」の証券会社で多数申し込むと当選確率が上がります。

逆に資金が少ない人なら「一人一票制」のマネックス証券松井証券であれば資金の多少に関係なく公平な抽選が受けれます。

IPOにオススメの証券会社を教えてください

まず重要なのは、IPOの取扱数が多い証券会社を選ぶことです。当然ですが、IPO取扱数が少ないと応募の機会も減ってしまいます。取扱数の面からみると、IPO実績No.1のSBI証券はIPO投資には必須といえる口座です。口座数が多いためライバルも多いですが、抽選が外れてもチャレンジポイント枠があるので、当選チャンスはあると思います。

SBIほど口座数が多くもなく、抽選ルールが一人一票と公平なマネックス証券もIPO必須の口座です。SBIに比べると取扱数は劣りますが、こちらもIPO投資には人気の口座となっています。

この記事を書いた人

瓜生 勝(うりう まさる)

株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド
みんなの株式 ネット証券比較プロデューサー
みんなの株式,Yahooファイナンス,株探,株マップ,IFISの比較コンテンツ作成。その他 JPX,TFX,インヴァスト証券,マネックス証券,岡三オンライン証券などの特集記事作成も経験。