一般口座から特定口座への変更は出来ないのですか?
更新日
このページの概要
- ● 一般口座から特定口座への変更はいつでも可能
- ● ただし源泉徴収は変更後からの分しか計算されない
詳しく解説
一般口座から特定口座への変更は、証券会社に所定の手続きをすることでいつでも可能です。
証券会社比較.tokyoでご紹介しているネット証券は取引画面にログインして「特定口座の開設」をチェックするだけで、証券会社から必要な書類一式が届けられるようになっています。
なお、特定口座の届出書を返送する時には、本人確認書類も同封しなければいけません。予め運転免許証のコピーといった本人確認書類を用意しておくと、スムーズに特定口座の開設が完了します。マイナンバーが必要になる場合もありますので、「通知カード」もしくは「個人番号カード」も同様に準備しておきましょう。
特定口座の開設はいつでもできますが、すでに一般口座で保有している金融商品を移すことはできないことが多いです。
それから、特定口座を開設したからといって一般口座が閉鎖されるわけではなく、両方の口座がある状態となります。金融商品の購入時に口座区分の選択ができるので、口座を間違えないように慎重に注文することが必要です。
すでに特定口座が開設されていれば、注文画面では基本的に特定口座が選択されています。
特定口座を開設しておけば、そこでの取引が自動的に記録されていきます。加えて、「源泉徴収あり」であれば納税手続きまで行ってくれるので、自分で1年間の取引リストを作成する時間などを節約できるのです。
まだ一般口座で取引されている方がいましたら、早めに特定口座を開設しておきましょう。
SBI証券の特定口座開設の流れ
SBI証券 で特定口座を開設する場合は、以下のような流れになります。
- 1.特定口座申込書の請求
ログイン後、「口座管理」>「お客さま情報設定・変更」>「お取引関連・口座情報」>「特定口座」から「資料請求」をクリックして特定口座申込書を請求します。 -
2.申込書の返送
申込書に必要事項を記入後、本人確認書類を添えてSBI証券に返送します。 -
3.手続き完了
返送後1週間程度で、ログインページのメッセージボックスに手続き完了の通知がくれば、特定口座の開設となります。
楽天証券の特定口座開設の流れ
楽天証券 で特定口座を開設する場合は、以下のような流れになります。
- 1.特定口座の申込
ログイン後、「設定・変更」>「基本情報・NISA・特定口座」の画面で特定口座の源泉徴収区分と、提出する本人確認書類の選択をします。 -
2.本人確認書類の提出
本人確認書類は、アップロードもしくは郵送で提出します。 -
3.手続き完了
アップロード、もしくは発送後は受付完了となり、メールもしくはメンバーウェブで通知が届きます。
「株の税金」「証券会社の特定口座」の関連リンク
「ネット証券のサービス比較&ランキング」の関連リンク
- 証券会社比較.tokyo>
- 特定口座>
- 一般口座から特定口座への変更は出来ないのですか?
当サイト掲載の証券会社について
※当サイトでは「金融庁:登録等を受けている業者一覧」に掲載されている証券会社のみをご紹介しております。
関連サイトのご紹介
筆者が運営する証券会社比較.tokyoの関連サイトです。ご興味ある方は是非ご覧ください!
外国為替の入門,FX口座比較はこちら
クレジットカード入門,クレカ比較はこちら
株・FXの記事をお探しならこちら
他の記事をお探しですか?こちらから株式投資・外国為替の記事を検索できます。
※FXはFX比較.tokyoの記事です。